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無添加やオーガニック食品のレビューをメインに記事にしております。
この記事はこんな方に向いています。
- お子さんに飲ませる水が気になる方
- 水道水の水質が気になる方
- 浄水器を探している方
日本の水道水って安全?
蛇口をひねれば水が飲める。日本では当たり前のことですが、国や地域によっては今日の飲み水を確保することも一苦労されている人たちもいます。
日本はとても恵まれているとは思いますが、水道水に問題は無いのでしょうか?
塩素の問題
水道水は塩素消毒されているということはご存知の方も多いかと思います。消毒で使用出来る塩素は国によって定められていますが、現在日本では大半で次亜塩素酸ナトリウムが使用されています。
次亜塩素酸ナトリウムには、大腸菌、黄色ブドウ球菌などの一般細菌やウイルスに対し、広く殺菌・消毒・不活化効果があります。
塩素消毒に使用される塩素のうち、次亜塩素酸ナトリウムは97%を占め、残り3%が液化塩素(塩素ガス)になります。
では次亜塩素酸ナトリウムが水道水にどの程度含まれているか?
国の基準は、給水栓(蛇口)での有効塩素濃度が 『0.1ppm(0.1mg/ℓ)以上』と定められております。つまり0.5ppmでも1.5ppmでも問題ないとしています。実際の自治体調査では 0.5 ~1.0ppm の濃度が検出されています。
0.1ppm以上に対して0.5~1.0ppmという割合の塩素が使用されています。
次亜塩素酸ナトリウムは殺菌に使われる一方で人体に対する影響は、皮膚についたり眼に入ったりした場合、手当が遅れると皮膚壊死や失明に至る可能性があります。また酸と混ざると劇薬の塩素ガスが発生し、大変危険です。
もちろん次亜塩素酸ナトリウムの原液を体に取り込むわけではありませんが、水道水を口にする段階においては、出来る限り濃度を薄める、あるいは除去をした状態にしておくべきかと思います。
(参考:社団法人日本水道協会)
PFAS(ピーファス)の問題
有機フッ素化合物(Per- and polyfluoroalkyl substances, PFAS)は、泡消火剤や塗料などに使われてきた化合物の総称になります。PFASは非常に持続性が高く、自然環境で分解しにくいため、人体や環境へ影響が懸念されています。がんの発症や免疫系、発育など健康に影響が出る恐れがあるとも言われています。
最近日本国内で血液中や水道水からPFAS(ピーファス)が検出されたという報道があり、注目が集まっています。
またPFASは一部地域における限定的な話ではなく、全国各地で検出が相次いでおり、対岸の火事ではない状況です。
冒頭に蛇口をひねれば水が飲めると書きましたが、その水に関心を持つ必要があるのでは?と思います。
浄水器を検討してみる
水道水の水質改善への対策として各家庭でまず出来ることが浄水器を使用する方法です。
浄水器を設置して、水道水の残留塩素や不純物を取り除くことが出来ます。また残留塩素による野菜などのビタミンが失われるのを防ぐ効果もあります。
一方でデメリットは、塩素をろ過するため長期保存が出来ない、お湯はろ過出来ない、定期的なカートリッジの交換が必要という点があります。
更に大手メーカーなどの浄水器で使用されている中空糸膜と活性炭には次のような懸念があります。
中空糸膜は非常に小さいな穴が無数に開いた化学繊維です。穴が小さいため細菌や不純物などが通ることが出来ないため、ろ過が可能になります。
ただ穴が小さすぎるため、水を通せる様にするため親水化剤という薬剤(合成界面活性剤)を使用しています。この薬剤が危険視されています。
また活性炭には細菌の増殖を防ぐために活性炭を銀でコーティングしています。銀は塩素などに触れると銀イオンとなって水に溶け出します。
この銀イオンによって殺菌作用が働きますが、銀イオンは毒性が高いと指摘されています。
浄水器のカートリッジは使用を重ねると内部に不純物が溜まり、雑菌が増殖する恐れがあります。通常の浄水器のカートリッジは水の流れが一方通行のため、定期的な洗浄が出来ません。
この様に浄水器による水道水の残留塩素や不純物の除去は有効な対策ですが、どの浄水器を選ぶかという浄水器自体の品質も考慮する必要があります。
ガイアの水135について
楽天市場で購入してみました。
ガイアの水135 蛇口用浄水器(テラヘルツ鉱石入り専用カートリッジ付) [2個セット]【水道取付型用】ガイアの水135 蛇口用浄水器 交換用カートリッジ・ビビアンクラブ完全逆流洗浄式浄水器用※本体は別売りです。浄水器の懸念点である中空糸膜と銀コーティングされた活性炭を使用しておらず、更に浄水器自体も洗浄も出来る浄水器です。
メーカーのPRポイントをベースに解説いたします。(参考:有限会社ビビアン)
高性能ハイブリッドフィルター
6重構造のハイブリッドフィルターで、塩素や農薬、ばい菌、錆鉄などを除去します。一方でミネラルなどの水に含まれる栄養素は残ります。
『繊維状活性炭』:塩素や化学物質など強力に吸収し水を浄化します。
『鉛除去剤』:鉛性の水道管など配管の鉛を除去し鉛の害から生体を守ります。
『粒状活性炭』:ヤシガラを原料として活性炭にし、更に有害物質を除去し目詰まりを防ぎます。
『コーラルサンド』:沖縄の天然サンゴ礁の破片を粉末状に処理しています。コーラルサンドでろ過され浄化した水は豊富なミネラル分を含みまろやかな水になります。
『ミクロフィルター』:化学繊維を不織布にし水藻、鉄サビなど大きな粒子状のごみを除去します。
『テラヘルツ鉱石マコモ入りセラミックボール』:テラヘルツ鉱石は超遠赤外線振動で免疫力を高め細胞を若々しく保ちます。マコモには水質浄化力と天然の抗菌力があり、この相乗効果でさらに「生命エネルギー」を増幅します。
テラヘルツ波の浄化力
カートリッジにキミオライト、馬門石、玄武石の3種類のテラヘルツ鉱石を内蔵しており、更に植物由来の素材(マコモ)を追加し浄水力を高めています。
テラヘルツ鉱石はテラヘルツ光を放出する鉱石を指します。テラヘルツ光は1秒間に1兆回振動しています。この振動が体に良い影響を与えるとされています。
逆流洗浄機能
水の流れが一方通行の浄水器だとカートリッジ内部に鉄さびやゴミが溜まり、雑菌の繁殖や異臭の発生がします。そこで水の流れを逆にすることで、カートリッジに溜まったゴミを一掃して、清潔な水が毎日飲むことが出来ます。
毎日30秒の逆流洗浄でフィルターの寿命を延ばすことが出来ます。
東洋の叡智「陰陽五行」の働き
陰陽五行は、占い、風水、東洋医学、日本の伝統的な文化と宗教、占星術など、さまざまな分野で広く使用されています。
特に五行は、自然界の五つの基本的な要素またはエネルギーを表す概念です。これらの要素は木・火・土・金・水になります。これらは、相互に作用し合い、生態系や人間の健康に影響を与えるとされています。例えば、木は火を養い、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を養うという関係があります。
テラヘルツ鉱石が金・土、まこもが木・土、鉱石とまこもをセラミックで焼くことで火、これに水を通すことで、カートリッジの五行が完成するそうです。
浄水器本体価格:20,445円(送料無料)
蛇口用カートリッジ価格:5,800円/本(送料無料)
残留塩素濃度を測定してみました
今回浄水器の性能を測定してみました。残留塩素濃度の測定になります。
こちらが水道水(東京都)そのままの測定結果です。少なくても0.6ppm以上に該当する濃度になりました。濃いですね・・・
続いてこちらがガイアの水135で浄水した水の測定結果です。試薬をちゃんと入れたの?というくらい透明です。肉眼では全く変化が無かったため、0.05ppm以下であることは間違いないと思います。
メーカーへの問い合わせ
浄水器自体も交換用カートリッジも価格が高いですので、気になった方は製造元に問い合わせてみたり、セミナーに参加してみるのも良いかと思います。セミナーは毎月全国で開催しているようです。
まとめ(感想)
まず水道水の原水と比べて浄水された水が非常にまろやかになった実感があります。とても飲みやすいです。ただこればっかりは実感なので数値などで示せませんが、すごく柔らかくなった印象です。
また残留塩素濃度を測定した通り、ほとんど塩素が残っていませんので、塩素臭などの匂いもしませんでした。
逆流洗浄の機能を持った浄水器は初めて使いましたが、毎朝1日30秒なので全く面倒ではありません。カートリッジを洗浄することでカートリッジの寿命も維持出来て、新鮮な浄水を飲めるのは良いと思いました。
大手の浄水器と比べてコストは高くなりますが、大手の浄水器も決して安くは無いため、薬剤が使用されている大手の浄水器をわざわざ購入するなら、その心配が無い浄水器を使う方が良いと思います。
私自身も水道水に不安があり、大手の浄水器を使っていた時期がありましたが、浄水器自体にもリスクがあることを知り、今はガイアの水を使用しています。
浄水器選びの参考になればと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。少しでも役に立った・興味深かったと思っていただければ幸いです。
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