【安い】『イオンで発見！無添加乳飲料 ３選』

牛乳と乳飲料の違いは？

今回ご紹介する商品は全て『乳飲料』になります。

『牛乳』は搾ったままの牛の乳(生乳)を加熱殺菌したもので、水や添加物が混ざっていません。また混ぜることが禁じられています。

一方で『乳飲料』は主原料を生乳や乳製品としており、そこにビタミン、ミネラル、コーヒー、果汁などの乳製品以外の物を加えています。そして乳固形分（乳脂肪分と無脂乳固形分の合計）が3.0%以上と決められています。

種類	乳脂肪分	無脂乳固形分
牛乳	3.0％以上	8.0％以上
乳飲料	乳固形分3.0％以上	乳固形分3.0％以上

無添加コーヒーレビュー３選

高千穂牧場　カフェ・オ・レ

乳脂肪分2.5%以上、無脂乳固形分6.0%以上

九州産の生乳が72%使われており、安定剤と香料は不使用です。コーヒー豆も有機の物を使用しています。原材料は生乳・砂糖・コーヒーのみです。

価格：158円（税別）　内容量：220ml

農協珈琲

乳脂肪分2.5%以上、無脂乳固形分5.9%以上

500mlと容量が多く、たくさん飲みたい方にはおすすめです。こちらも原材料は生乳・砂糖・コーヒーのみです。

価格：159円（税別）　内容量：500ml

クリーム仕立て　よつ葉カフェオレ　砂糖不使用

乳脂肪分2.4%以上、無脂乳固形分5.4%以上

砂糖、香料、乳化剤不使用です。砂糖を使っていないため、かなり甘さは控えめです。その代わりに北海道産のクリームを使用しています。また生乳の代わりに脱脂濃縮乳（生乳から脂肪分を除去して濃縮したもの）を使用しています。脱脂濃縮乳は乳の風味を加えることが目的です。

価格：148円（税別）　内容量：200ml

乳飲料は主に３タイプ

冒頭に乳飲料の特徴に触れましたが、乳飲料は更に３つのタイプに分けることが出来ます。

栄養強化タイプ

ビタミンＤ、ビタミンＥ、葉酸などのビタミンやカルシウムや鉄などのミネラルを加えたものがあります。その他にも食物繊維やオリゴ糖など、本来牛乳に含まれていない成分を加えたものもあります。

栄養強化と聞くと手放しに良いと考えたくなりますが、多くは添加物として加えられます。

セルロースは食物繊維の一種で、特に水に溶けない不溶性食物繊維として分類されています。食物繊維なので、直ちに害が出るとは考えにくいですが、気になる方は控えた方がよい添加物です。

pH調整剤は、主に食品の腐敗を防ぐ効果があります。ただ、一括表示が認められているため、リン酸・クエン酸・コハク酸などがどの程度使用されているかは分かりません。pH調整剤は、腸内細菌に悪影響を及ぼすなどと指摘されています。

嗜好タイプ

今回ご紹介した商品の様にコーヒー、果汁、甘味などを加えています。砂糖も多い傾向がありますので、無添加だからと言って飲み過ぎには注意が必要です。あくまでも嗜好品として捉えましょう。

乳糖分解タイプ

乳糖不耐症を念頭に置いたタイプです。

牛乳には糖分である乳糖（ラクトース）が含まれています。乳糖は体内で乳糖分解酵素（ラクターゼ）によって分解され、腸で吸収されます。

乳糖分解酵素の働きは乳幼児の時に一番強いのですが年齢とともに低下します。そのため乳糖分解酵素を持たない、少ない人がおり、これが乳糖不耐症と呼ばれます。

特に日本人は乳糖不耐症が多いと言われています。

欧米人と比べ、日本人は歴史的に乳製品をあまり摂ってこなかったためです。乳糖不耐症の人は、牛乳を飲んでも乳糖を十分に分解することが出来ません。

そのため腸で酸やガスが発生し、これらの刺激により腸が過剰に収縮を起こし、下痢や腹痛が起きます。

乳糖不耐症の方は乳糖分解タイプを検討してみるのも良いかと思います。

まとめ

今回は「イオンで発見！無添加乳飲料 ３選」のレビューでした。

• 高千穂牧場　カフェ・オ・レ
• 農協珈琲
• クリーム仕立て　よつ葉カフェオレ　砂糖不使用

乳飲料は『添加』をしますので、砂糖が添加されているのかクリームなのか、食品添加物なのかなど原材料欄を確認する癖は常に持っていていただければ幸いです。

甘さは『高千穂牧場・農協珈琲＞＞＞＞＞よつ葉カフェオレ』といった感じです。高千穂牧場と農協珈琲の甘さはほぼ変わらないかと思います。この辺りは好みになりますので、参考にしてもらえればと思います。